日々改善

なぜそこまでストイックに中小企業支援に奔走するのか？
大きな疑問を持って質問頂くことが多々あります。

私は背中に大きく重い十字架を背負っています。
しかも二つも。。。

税理士と云う職業を軽く考えている同業者から見れば
「なにもそこまで背負わなくても、、、」という内容かもしれません。
しかし、人の受け取り方は百人百様で私は重い十字架と感じています。

一つ目の十字架は若き経営者を助けられなかった時に背負いました。
当時30歳代後半の若き経営者が助け（企業再生）を求めて来られたのに
当時の私のスキル不足からお助けできませんでした。
お酒を飲めない若き経営者が入院するまでの数か月間
毎日4合の焼酎を原液で飲み続け、大病を罹患され帰らぬ人となられました。

亡くなるまでの金融機関との紆余曲折
今でも胸が悪くなるような戦いが有りました。

自分のスキル不足が悔しくて、申し訳なくて
お亡くなりになった若き経営者の棺の横で嗚咽を漏らし続けてしまいました。

そしてもう一つの十字架はつい数年前に背負いました。
もう充分にスキルも持ち私的整理で企業再生をしようとしていた矢先
受託した事案を途中で投げ出す弁護士の中途半端な対応に腹を立てて
私が企業再生から手を引いてしまいました。

その後手を差し伸べなかったことも一因となり
40歳代前半の社長の命を助けることが出来ませんでした。
自分なら再生させられるという自負心を持っていながら
一時的な無責任弁護士への反感から手を引いてしまったことを悔いています。
きっと命など落とすことが無いケアの仕方まで知っていたのに。。。

だからこそ
中小企業支援をしたいのです。
なにがなんでも助けたいのです。
ただ、過去の経験から「お金（報酬）を払ってくださる方」以外は対応しません。
お金を払ってくださらない方は、こちらの指導を受け入れないことを知っているからです。

ボランティアでやるほど私は出来た人間ではありません。
出来た人間でなくても沢山の方々が日々お声掛けくださっています。
真剣に助かろうという行動を起こす方以外の対応はできないのです。
時間が少な過ぎるのです。

私が背負う重い十字架を背中から降ろせる日は来ないと思っています。

軽くならないなら自分の体力をつければ良いと考えています。
自分が強くなれば結果として十字架が軽く感じられる日が来るとも思っています。
その日まで
心も体も強い自分で有りたいと思っています。

何だか変な宣言文になってしまいました。

ビジネスで１対１の対応が取れることを最善と考えています。
しかし現実はと云うと１：多にならざるを得なのが実情です。

お客様はいつも会社（お店）や担当者は自分一人のものと理解しています。
なのに会社（お店）や担当者から1：多の対応をとられるとカチンと来るものです。

人のフリ見て我がフリ直せではありませんが
１：多の対応がいけないことが分かっている以上その対応を採らねばなりません。

どうしても1：多にならざるを得ないなら（通常はこうなりますが）
せめてこまめな連絡を取ることをしたいものです。

今の進捗状況は？
今の準備の状況は？
いつ納品できる？
いつうかがえる？
そんなこまめな連絡こそ安心して頂ける一手だと思います。

って、私ができていません。
こまめにやらなきゃ(>_<)
このこまめな連絡すらできない状況から脱することが先決ですね。
今日は、お一人でも多くの方にご連絡いたします。