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団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

モラハラ夫は昔も今も変わらない

2025年05月10日 | シニア女性の悩み

昨年読売新聞の家庭欄の記事が評判を呼んだ、妻を見下し、暴

言を吐いたり無視したりする「モラハラ夫」に悩む妻たちの声

を紹介したところ反響があり、共感の声が約300通も寄せら

れた。

 

85歳の女性は明治生まれの両親から結婚したら夫と意見の相

違があっても、「はい」といって逆らうなと教えられた、また

59歳の女性は我慢の連続の母を見て育ち自分が波風立てない

ようにするのがよいと思い込んでいたという。

 

横暴な父と耐え忍ぶ母、そんな偏った夫婦の姿が時には美化さ

れ世代間で連鎖してきたことは確かである、私の両親もそうだ

った、親を反面教師として断ち切った人も多いかもしれない、

しかしコロナ禍以降、在宅勤務の夫が増えた現在、モラハラ夫

が後を絶たないのも確かである、偏った夫婦の姿は形は違えど

昔も今も変わらないのかもしれない。

 


高齢者の経済格差と老後の生きかた

2025年05月09日 | 老後の生き方

現在高齢者(3623万人)の経済格差は2:8:2の3段階に

分かれると言われてる、最初の2割が富裕層で悠々自適で全く不

安なし、次の6割が中間層であるが不安を抱えてる、最後の2割

がボトムの困窮者で明日の生活も困る層である。

 

現在の高齢者は医療の進歩もあり元気で定年退職後をアクティブ

に行動する人が増えてるのも事実である、その分交際費もかかり

生活を圧迫している、一番恐いのは病気になることと浪費癖と言

われてる、さらに住宅ローンの返済を抱えてれば苦しいのは当然

である。

 

やはり収入が減るのであれば2割の富裕層以外は生活レベルの見

直しが必要だろう、そして経済格差が変わらないのであれば、せ

めて生き方は前向きに生きたいものだ、そして限られた条件のな

かで楽しみや幸福を感じる生活を見つけ出すことこそ老後の人生

で大切だと思っている。

 


老いが幸せを奪うというシニア女性の声

2025年05月08日 | シニア女性の悩み

人生の幸せは後半の生き方で決まると言われてる、前半の幸せ

が目標に向かってまっすぐ進むことから生まれるのに対して後

半の幸せな道は定められてないから自分で考えてうまく進まな

いとその実現は難しい。

 

何をもって幸せとするかの価値観は人それぞれ、それでもいつ

の時代も幸福度を左右するのは健康であること、経済的な不安

のないこと、そして人と繋がっていることが挙げられる、その

なかで健康、老いが幸せを奪うというシニア女性の不安の声を

集めてみた。

 

■耳、歯,眼、膝など体中のあらゆるところが不調、この先1

00歳まで生きたらどうなるだろうか(80歳)

 

■コロナ禍で外出を控えたら足腰が弱くなってしまった、好き

だった旅行をいまさら再開できるだろうか(77歳)

 

■変形性膝関節症、脊柱管狭窄症による痹れがある、足腰が弱

いと買い物も不自由(89歳)

 

■両目が緑内障に、失明が不安(67歳)

 

■3S(しみ、しわ、白髪)が増えて鏡を見るのがいやになる

(82歳)

 

■高血圧、脂質異常症で肥満、ダイエットも続かず膝も痛い

(63歳)

 

■耳が遠くなり友達との会食に参加してもマスクやパーテー

ションによって会話が聞き取れない(67歳)


長くつきあいたい人

2025年05月07日 | 老後の生き方

人間関係は流動的で時間ととももに変わるものである、5年前

に気が合った人と今も合うとは限らない、果たして自分にとっ

て必要なつきあい、いわゆるつきあいたい人、つきあいたくな

い人とはどんな人だろうか?

 

私にとってつきあいたい人の基準は一緒にいて居心地がいいか

というのが基準になる、逆につきあたくない人は一緒にいて居

心地の悪い人である。

 

会うと元気になる、一緒にいると安心できる、くつろげる、癒

される、楽しい、勇気づけられる、そして大切なのは無理に話

そうとしなくても場がもつ、こんな人とは長くつきあいたいも

のだが、なかなかいないものである。

 


老後の「きょうだいリスク」収入格差問題

2025年05月06日 | 老後の生き方

現在非正規雇用労働者が40%ということもありきょうだい間で

の収入格差の問題は深刻である、現実問題として35歳~44歳

でパラサイトシングルとして親が生活の面倒を見ている独身者が

100万人以上存在する。

 

 

また結婚しても「夫の稼ぎが悪いと嘆く娘にちょくちょく小遣い

を渡す」 「いずれ介護してあげるといった息子夫婦に二世帯住宅

建設の資金を渡す」など経済的に困っている子供や将来頼れそう

な子供に援助をしてやりたいと思うのが親心というもの、これが

一人っ子であれば問題ないがそうでない場合、ほかの子供と同じ

きょうだいなのになぜこんなに差があるかという反発や嫉妬を抱

いて格差が問題になってくる。

 

 

そして自分ばかり損をしてきたという恨みの気持ちも沸いてくる、

さらに問題を複雑にするのは配偶者の存在、親からの支援に差が

あった場合、本人は納得していても妻や夫が「あのとき不公平だ

った分相続では多く受け取る権利がある」と主張する例で相続人

の配偶者が口出しするとトラブルは長期化するといわれている。

 

 

かつては同じ家族であったきょうだいも今はそれぞれ別に家族が

いる、人生をともにする運命共同体はきょうだいではなくもはや

配偶者や子供だという悲しい現実があることも確かである。


居心地のいい場所と悪い場所

2025年05月05日 | 老後の生き方

誰にとっても居心地のいい場所、悪い場所があるはずである、

学校、職場、家庭、趣味のサークル、それらの居場所が居心地

のいい場所か悪い場所かは人によって違う、ある人にとっては

よくてもある人にとってはよくないということがあるものであ

る。

 

それは当然人間関係が絡むことが多い、相性が悪いことだって

ある、人間なんて個人個人が違う、みんな同じタイプで気持ち

が通じあって仲良くできると思ったら大まちがい。

 

例えば座が盛り上がってるのに、なぜか話題についていけない、

いわゆる疎外感を感じた経験は誰にでもあるのではと思う、逆

にその場にいると疲れない、しゃべらなくてもなぜか間がもて

る、要は自分らしくいられる場所、それこそ居心地のいい場所

だといえるし、そんな場所を大切にしたい。

 


年金生活80代ひとり暮らし女性の苦悩

2025年05月04日 | シニア女性の悩み

80代一人暮らしの女性、国民年金と遺族年金で8万円、支出

は家賃1万円(都営団地)、生活費7万円、医療介護費用3万

円、月3万円の赤字、貯金は40万円。

 

自営で夫婦で工務店を営んでいた、老後の収入は夫婦で年金1

3万円、ぜいたくはできないが、なんとかやりくりして生活で

きてたがその暮らしが一変したのは3年前の夫の死、夫の年金

収入がなくなり経済的に苦しくなった。

 

さらに女性はリウマチで足が不自由で要介護2で日常生活も不

自由な状態、ヘルパーが来て家事全般をやってもらってる、部

屋の窓から外を眺めるのが唯一の楽しみだという、貯金は近い

うちに底をつく、生活保護を受けたら収入は13万円前後にな

るし医療費は無料、解決の道はそれしかないと思う。


もしも余命半年といわれたら

2025年05月03日 | 老後の生き方

もしも余命半年と言われたら、取り乱すだろうか、それとも「ああ、

そうですか」というかその場になってみないとわからない、多分残

された時間を会いたい人に会い、そして家族との時間を淡々とすご

すだろう。

 

ただこれだけは言えるような気がする、苦しむのは厭なので緩和ケ

アを医者に相談するだろう、イギリスでは日本と違い末期がんの患

者を痛みから解放することに注力するが日本では一日でも長く生か

すことに努力してる、それは医者というのは使命感があり、患者に

対し何かしなければと思うのが普通だし、あらゆる治療法で患者を

生かすことを考えるだろう。

 

しかし人間はいつか死ぬ、だから自然の力に身を委ねるのがいい、

延命治療などやって欲しくないし深く尊厳を持って死んで逝きたい

ものだ、そしていつ死ぬかわからないだけに今を生きるそして今を

楽しむことが大切だと私は思ってる。

 


ひとりで生きる時代がやってくる

2025年05月02日 | 老後の生き方

男女とも未婚化が進み2030年には30代以上の単身世帯数

は約1600万人、中高年男性の4人に1人は一人暮らしと予

想される時代になるという、あえて結婚しなくても収入面で多

少恵まれてるならシングルでもという若者が多いということも

確かである。

 

人間は大きくわけて、一人で過ごす時間を大切にするタイプと

人と群れることを大切にするタイプの二つに分けられる、だか

ら自分は人といるのが、どの程度向いてるのかを見極める必要

がある、どちらのタイプかは生まれながらの性格もあるだろう。

 

未婚化の加速と高齢者にとって配偶者の死亡で超単身世帯が到

来することは間違いない、そういう意味ではシングルに限らず

既婚者にとっても、ひとりで生きるということは大切な問題で

ある、そのためにも孤独の時間になれておくことは必要だと思

っている。

 


青春は人生の最後に来たほうがいい

2025年04月24日 | 生き方

アンパンマンの生みの親のやなせたかしさん、アンパンパンの

人気が高くなったのは69歳の時だった、富も名誉も手にいれ

て他人の目から見れば幸福、ただ健康には恵まれず70代には

白内障、心臓病、80代にはすい臓炎、ヘルニア、腸閉そく、

腎臓がん、膀胱がんを患っており膀胱がんにいたっては10回

以上再発を繰り返し、人生の後半は病気との闘いだった。

 

100メートル歩くと疲れて倒れてしまう、入退院手術の繰り

返しで全身ボロボロ、気分は青春だが体がついていかない、眼

も耳も性欲もすべて衰弱、無念残念悔しい、やなせたかしさん

88歳時の心境である、そして2013年94歳で亡くなるま

で富と名声は手にいれたが体力的にはつらい日々だったと思わ

れる。

 

総額400億円といわれる莫大な遺産、家族がいなかったので

アンパンマンミュージアム、やなせスタジオに寄付されたと噂

されてる、そんなやなせたかしさんが晩年「青春は人生の最後

のほうに来たほうがいい」という言葉を遺している、まさに人

生後半の心境を語った深い言葉である。